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エコキュートを長持ちさせるならメンテナンスが重要!メンテナンスのやり方をわかりやすく解説

2024年2月17日

エコキュートを長持ちさせるならメンテナンスが重要!メンテナンスのやり方をわかりやすく解説

エコキュートは10年以上使用できる給湯器とされていますが、長持ちさせるためにはメンテナンスが必要です。そのため、メンテナンスのやり方を知っておくと良いでしょう。

そこで今回は、エコキュートを長持ちさせるメンテナンスのやり方を解説します。長持ちさせる理由や、エコキュートをお得に購入するための補助金制度も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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エコキュートは長持ちさせる必要があるの?

結論から申し上げますと、エコキュートは長持ちさせる必要があります。

エコキュートは電気と空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。エアコンにも用いられているヒートポンプ技術を活用しているため、お湯を沸かすためのランニングコストがガス給湯器や電気温水器に比べて大幅に抑えられます

次の表は、同量のお湯を沸かすためのランニングコストを給湯器ごとに比較したものです。

エコキュート ガス給湯器 電気温水器 石油給湯機
北海道電力エリア 約54,000円 約104,400円 約184,800円 約78,000円
東北電力エリア 約48,000円 約98,400円 約189,600円 約70,800円
北陸電力エリア 約42,000円 約112,800円 約166,800円 約70,800円
東京電力エナジーパートナーエリア 約37,200円 約73,200円 約158,400円 約81,600円
中部電力エリア 約25,200円 約81,600円 約100,800円 約67,200円
関西電力エリア 約20,400円 約75,600円 約87,600円 約63,600円
中国電力エリア 約43,200円 約108,000円 約176,400円 約67,200円
四国電力エリア 約44,400円 約93,600円 約193,200円 約66,000円
九州電力エリア 約20,400円 約102,000円 約84,000円 約64,800円
沖縄電力エリア 約27,600円 約62,400円 不明 約55,200円

実際のランニングコストは給湯器の性能や家族の人数、お湯の使い方などによって異なりますが、ガス給湯器からエコキュートに買い替えると年間5万円程度の節約が可能です。

一方、エコキュートは工事費込みの初期費用が高額な傾向があります。一般的なガス給湯器の初期費用の相場が15万円~30万円に対して、エコキュートの初期費用の相場は40万円~70万円です。

ガス給湯器ではなくエコキュートに買い替えた場合、初期費用が25万円~40万円ほど高くなるため、エコキュートは10年以上使用しないと差額を回収して節約効果を得ることができません

エコキュートの寿命は10年程度と言われていますが、メンテナンスや点検を行わずに放置していると故障する可能性は高くなります。故障してしまうと余分な修理費用が発生し、買い替えにまで発展する恐れもあります。

そのため、エコキュートは長持ちさせて初期費用の差額を回収して節約効果を得るために、定期的なメンテナンスや点検が必要です。

エコキュートに必要なメンテナンスのやり方

エコキュートは購入者ご自身で次のようなメンテナンスを行うことができます。

  • 貯湯タンクユニットの水抜き
  • ヒートポンプユニットの水抜き
  • 風呂配管の清掃
  • 浴槽フィルターの清掃
  • 給水口ストレーナーの清掃
  • 漏電遮断器の点検
  • 逃し弁の点検
  • 凍結防止ヒーターの動作確認
  • 水漏れの点検

上記のメンテナンスを半年に1回のペースで行うことをメーカーは推奨しています。

次項より、エコキュートに必要なメンテナンスのやり方を順番に解説します。なお、エコキュートの種類によって手順が異なる場合があるため、実際に行う際は取り扱い説明書や公式サイトを確認しましょう。

貯湯タンクユニットの水抜き

貯湯タンクユニットとは、沸かしたお湯を溜めておくためのタンクです。基本的に空気やゴミが入らないように密封されていますが、使用していると水道水に含まれているゴミや不純物が沈殿してしまい、タンクが汚れる可能性があります。

そのため、貯湯タンクユニットの水抜きを行って、ゴミや不純物を取り除きましょう。手順は以下のとおりです。

  1. 1. 漏電遮断器をオフにする
  2. 2. 給水止水栓を閉める
  3. 3. 逃し弁レバーを上げる
  4. 4. 排水栓を排水側に合わせて約2分間排水
  5. 5. 排水栓を通常側に戻す
  6. 6. 給水止水栓を開ける
  7. 7. 排水ホースからお湯が連続的に出るのを確認する
  8. 8. 逃し弁レバーを下げる
  9. 9. 漏電遮断器をオンにする

漏電遮断器とは貯湯タンクユニットに取り付けてあるスイッチです。オフにしないと作業中に感電や通電する恐れがあるため、必ずオフにします。

また、排水栓を開けて流れ出る排水は高温のため、素手で触らないように注意しましょう

ヒートポンプユニットの水抜き

ヒートポンプユニットはエコキュートの心臓部とも呼べる場所で、お湯を沸かす機器です。エアコンの室外機に似た形状で、内部ではお湯を沸かしており、水道水に含まれているゴミや不純物が沈殿する可能性があるため、水抜きを行いましょう。

ヒートポンプユニットの水抜きの手順は以下のとおりです。

  1. 1. ヒートポンプユニットにある水抜き栓を回す
  2. 2. 1分間~2分間排水する
  3. 3. 排水が終わったら水抜き栓を閉める

なお、ヒートポンプユニットの水抜きで水抜き栓を回し過ぎると故障する可能性があるため、行う時は注意します。

風呂配管の清掃

エコキュートにはフルオートタイプ、オートタイプ、給湯専用タイプの3種類があり、フルオートタイプには追い焚き機能があります。

浴槽内部のお湯を循環させて温め直してから浴槽に戻す機能で、たし湯と違ってお湯を追加しないため水道料金が増えません

しかし、追い焚きは浴槽内部のお湯を循環させるため、風呂配管内部に雑菌やゴミ、不純物などが沈殿する可能性があります。

排水時の残り湯を利用して風呂配管を洗浄する機能を持ったエコキュートもありますが、半年に1回のペースで風呂配管の清掃を行うと良いでしょう。

風呂配管の清掃の手順は以下のとおりです。

  1. 1.「ふろ自動運転」を切る
  2. 2. 浴槽に風呂接続アダプターより10cm以上の地点までお湯を貯めておく
  3. 3. 配管用洗剤を入れる
  4. 4.「風呂洗浄機能」を選択する
  5. 5. 洗浄完了後、浴槽のお湯を抜く
  6. 6. 風呂接続アダプターの上10cmまですすぎ用の水を入れて「風呂洗浄機能」を選択する

配管用洗剤とは、風呂配管を洗浄するための洗剤です。メーカーによっては専用の配管洗剤を販売していますが、ドラックストアやスーパーなどで販売されている「ジャバ(1つ穴用)」でも問題ありません

浴槽フィルターの清掃

浴槽内部にあるフィルターは不純物やゴミを遮断する役割がありますが、使用し続けると詰まってしまう可能性があります。

そのため、浴槽フィルターを外してブラシやスポンジなどで定期的に汚れを落としましょう。

給水口ストレーナーの清掃

給水口ストレーナーは、貯湯タンクユニットから配管に給水する際にゴミや不純物が入り込まないようにする役割があるフィルターです。

エコキュートを使用していると目詰まりを起こす可能性があるため、貯湯タンクユニットの水抜きの際に一緒に掃除しましょう。

給水口ストレーナーを掃除する手順は以下のとおりです。

  1. 1. 漏電遮断器を「切」にする
  2. 2. 給水止水栓を閉じる
  3. 3. 逃し弁レバーを上げる
  4. 4. 給水口ストレーナーを外してブラシで掃除する
  5. 5. 給水口ストレーナーを付ける
  6. 6. 給水止水栓を開いて水漏れが起きていないか確認する
  7. 7. 逃し弁レバーを戻す
  8. 8. 漏電遮断器を「入」に戻す
  9. 9. お湯側の混合水栓を開いて、お湯が出るか確認する

なお、手順9の時に流れ出るお湯は高温の可能性があるため、素手で触らないようにしましょう。

漏電遮断器の点検

漏電遮断器とは、トラブルが発生したときにエコキュートへの給電をストップする装置です。正常に作動しないと、トラブルが起きたときに漏電してしまい、ブレーカーが上がらない可能性があります。

そのため、次の手順で漏電遮断器の点検を定期的に行いましょう。

  1. 1. 漏電遮断器の「テスト」ボタンを押す
  2. 2. 漏電遮断器が「切」になるのを確認する
  3. 3. 漏電遮断器を「入」に戻す

なお、漏電遮断器は貯湯タンクユニットに設置されています。

逃し弁の点検

逃し弁とは、エコキュートにトラブルが起きたときにお湯を外に出す機能です。故障していると貯湯タンクユニットが変形したり、別の場所から水漏れしたりする恐れがあるため、定期的に点検する必要があります。

逃し弁の点検の手順は以下のとおりです。

  1. 1. 逃し弁レバーを上下に動かす
  2. 2. 逃し弁レバーを上にした時に水やお湯が出ることを確認する
  3. 3. 逃し弁レバーを下に戻す

なお、エコキュートが沸き上げ中は逃し弁の点検を行ってはいけません。

凍結防止ヒーターの動作確認

エコキュートは外気温がマイナスを下回ると、配管内部に残っている水が凍ってしまう可能性があります。

冬場は凍結防止ヒーターをオンにしておくことが望ましいですが、正常に稼働していない可能性があるため、冬を迎える前に確認しておくと良いでしょう。

まずは、リモコンユニットを操作して、凍結防止ヒーターがオンになるか確認します。オンにならない場合は、エコキュートの修理を業者に依頼しましょう

修理業者がすぐに来られない場合は、次の手順で配管凍結を防ぐと良いです。

  1. 1. お湯を使わなくなったらリモコンユニットの給湯温度を水に設定する
  2. 2. 1ヵ所の蛇口の給湯栓側を少しだけ開く
  3. 3. 糸引き状態の水を流したまま一晩放置する

水は動いていれば凍ることはありません。1分間にコップ1杯分(200mL)程度の水が流れるように栓を開けておくと、配管内部で水が移動するため凍結を防ぐことができます。

水漏れの点検

エコキュートは経年劣化により、配管や貯湯タンクユニットから水漏れが起きる可能性はあります。

水漏れが起きるとお湯が溜まらない、給湯できない、敷地が濡れて隣家に迷惑をかけるなどのトラブルに発展するため、早めの対処が必要です。

ほかのメンテナンスを行う際に、地面が不自然に濡れていないか確認すると良いです。

エコキュートは有償保証に入るべき?

エコキュートを購入するとメーカー保証が無償で付き、次の表の期間内に発生した故障の修理費用が無料になる可能性があります。

リモコンユニット ヒートポンプユニット 貯湯タンクユニット
パナソニック 1年 3年 5年
三菱 2年 3年 5年
ダイキン 1年 3年 5年
コロナ 2年 3年 5年
日立 1年 3年 5年
東芝 5年 5年 5年

有償保証とは、料金を支払うことでメーカー保証期間を最長10年間に延ばすことができる制度です。延長期間と保証料金はメーカーごとに、次の表のように異なります。

延長保証制度 延長保証料金(税込)
パナソニック 長期安心修理サービス 10年間:29,700円
8年間:25,666円
5年間:11,524円
三菱 三菱のスマート電化延長保証制度 10年間:31,460円
8年間:25,850円
5年間:12,100円
ダイキン ダイキン延長保証サービス 10年間:30,800円
コロナ コロナ延長保証システム 10年間:31,130円
8年間:25,520円
5年間:11,880円
日立 日立TWGオール電化延長保証 10年間:31,219円
7年間:23,049円
東芝 最長10年延長保証サービス 10年間:26,400円
8年間:18,700円

エコキュートは定期的にメンテナンスを行っていても、周囲の環境や使い方によっては故障する可能性があります。故障した場合の修理費用はメーカーや故障した箇所、程度によって異なりますが、数万円程度かかります。

次の表は、三菱電機の修理費用の目安をまとめたものです。

症状(状態) 修理費用の目安(税込)
電源が入らない 16,500円~48,400円
お湯が沸かない
お湯が出ない
18,700円~188,100円
ふろ自動運転しない
追い焚き運転しない
18,700円~66,000円
お風呂の湯はりができない 18,700円~66,000円
リモコンが点灯・表示しない 27,500円~49,500円
水漏れ 16,500円~68,200円
「C-」のエラーがリモコンに表示される 18,700円~176,000円
「H-」「E-」「F-」のエラーがリモコンに表示される 18,700円~68,200円
取扱説明
点検調整
9,680円~15,180円
見積診断 6,490円~9,680円

有償保証に加入していれば、最長10年間は故障が発生しても上記の料金を支払わずに済む可能性があります。

保証料金は3万円前後と高額ですが、万が一のときに備えられるのは魅力的なため、申し込みを検討してみましょう。

エコキュートの補助金制度も活用してみる

エコキュートを長持ちさせる理由は、10年以上使用しないと初期費用の差額を回収して、節約効果を得ることが難しいためです。

つまり、初期費用の差額が少なくなれば、10年以上使用できなかったとしても回収できる可能性が高くなります。

エコキュートは省エネ性能の高い給湯器のため、国が補助金を出すケースがあります。

例えば、2024年は経済産業大臣資源エネルギー庁が給湯省エネ2024年事業を行っています。

省エネ性能の高いエコキュートに買い替えた場合、1台あたり8万円の補助金を貰うことが可能です。また、条件を満たしていれば、補助金額が最大18万円にアップします。

エコキュートの補助金制度は給湯省エネ2024年事業以外にもありますが、最大18万円はかなり高額な補助金制度です。エコキュートは初期費用が高額なことがネックとなるため、購入する際は給湯省エネ2024年事業のような補助金制度を活用してみましょう。

ただし、給湯省エネ2024年事業は登録事業者で購入することが条件となっています。

まとめ

以上が、エコキュートを長持ちさせるメンテナンスのやり方の解説です。エコキュートは省エネ性能の高い給湯器ですが、初期費用が高額なため、長持ちさせないと初期費用の差額を回収して、節約効果を得ることは難しい可能性があります。

エコキュートの取り扱い説明書にメンテナンスについての詳しい説明があるため、購入したら確認してみましょう。また、エコキュートを購入する際には、給湯省エネ2024年事業を活用すると良いです。

エコのたつじん」はエコキュートに関する知識が豊富なスタッフが対応し、メーカー正規品を低価格で販売しています。また、給湯省エネ2024事業の登録事業者でもあります。エコキュートの購入を考えている方は、ぜひご相談ください。

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